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スペイン語の動詞の活用を覚えよう①(規則動詞 -ir 現在形)

 Hola!(こんにちは)

 

今回は、スペイン語の最も難しい部分と言っても、過言ではない動詞の活用について解説をしていきます。

 

スペイン語の動詞には、「-ir」「-er」「-ar」の3種類があり、どの文字で動詞の原形が終わっているかにより、どのように動詞を変化させるか(活用させるか)が決まっています。まずは、ルールをしっかりと覚えましょう。

 

不規則動詞や過去形等の現在形以外の活用に関しては、また追々解説をしていきます。

まずは、一番、日常生活で使う機会の多いであろう、現在形を覚えましょう!

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■-ir動詞の現在形の活用:

スペイン語の動詞は、それぞれ、「-ir」「-er」「-ar」で動詞が終わる、計3種類の動詞が存在しており、主語や時制(現在形や過去形等)により、動詞の形が変化します。この動詞を変化させることを「動詞を活用する(スペイン語でConjugación コンフガシオン)」と言います。

 

さらに、動詞には「規則動詞」と「不規則動詞」があり、規則動詞はその名の通りルールに合わせて活用をすることが出来る動詞で、不規則動詞はそれらのルールが当てはまらない例外的な活用をする動詞のことを指します。

 

今回は、日常生活で使う機会の多い規則動詞について解説をしていきます。まずは、以下の表をご覧ください。

 

★-ir動詞の活用(規則動詞、現在形):

①1人称単数(私、男女とも):

Yo :動詞の最後は-oで終わる。

 

②1人称複数(私たち、女性のみの場合は、Nosotras):

Nosotros : 動詞の最後は-imosで終わる。

 

③2人称単数(君、男女とも):

Tú : 動詞の最後は-esで終わる。

 

④2人称複数(君たち、女性のみの場合はVosotras):

Vosotros : 動詞の最後は-ísで終わる。

 

⑤3人称単数(あなた、彼、彼女):

Usted (Él, Ella) : 動詞の最後は-eで終わる。

 

⑥3人称複数(あなたたち、彼ら、彼女ら):

ustedes. (Ellos, Ellas) : 動詞の最後は-enで終わる。

 

スペイン語の動詞は語尾を変化させます。変化させることを語尾の活用と言い、動詞の語尾の-irの部分を、その動詞の主語に対応して上記の表のとおりの形に変化させることを意味します。なお、変化する語尾の部分を活用語尾と呼びます

 

-ir動詞の活用は-er動詞の活用とかなり似ており、異なる部分は1人称複数(nosotros)と2人称複数(vosotros)の部分だけです。-er動詞の活用に関しては、また別の記事で解説いたします。

 

次に、上記の表にならって、実際に動詞を活用していきます。今回は、-ir動詞の中でも使う機会の多い、「Decir デシール (言う)」と「Escribir エスクリビール(書く)」の活用をご紹介します。

 

★Decirの活用:

Yo digo. ジョ ディゴ:

=私は言う。

 

Tú dices. トゥ ディセス

=君は言う。

 

Usted (Él, Ella)dice. ウステ(エル、エジャ) ディセ

=あなた(彼、彼女)は言う。

 

Nosotros decimos. ノソトロス デシモス

=私達は言う。

 

Vosotros decís. ボソトロス デシス

=君たちは言う。

 

ustedes. (Ellos, Ellas) dicen ウステデス(エジョス、エジャス)ディセン

=あなたたち(彼ら、彼女ら)は言う。

 

★Escribirの活用:

Yo escribo. ジョ エスクリボ

=私は手紙を書く。

 

Tú escribes. トゥ エスクリベス

=君は手紙を書く。

 

Usted (Él, Ella) escribe. ウステ(エル、エジャ)エスクリベ

=彼は手紙を書く。

 

Nosotros escribimos ノソトロス エスクリビモス

=私たちは手紙を書く。

 

Vosotros escribís. ボソトロス エスクリビス

=君たちは手紙を書く。

 

Ustedes (Ellos, Ellas) escriben. ウステデス(エジョス、エジャス)エスクリベン

=あなたたち(彼ら、彼女ら)は手紙を書く。

 

規則動詞に関しては、上記の表のルールを守り、活用するだけで大丈夫ですので、少しずつでよいので、覚えていきましょう!

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■注意すべき点について:

2人称複数の活用でアクセント記号のついた文字がでてくることが注意すべき点として挙げられます。

 

例)Vosotros escribís.

(君たちは手紙を書く。)

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■学習のポイント:

スペイン語の動詞は、主語(主格人称代名詞)によって変化しますので、主語とセットで覚えることが大切です。

 

個人的なオススメの学習方法は、「音読」です。発音やアクセントも同時に学ぶことが出来ますし、正確に発音を覚えれば、アクセントの位置も覚えることが出来るので、スペイン語を書く際にも役立ちます。何度も何度も繰り返して、体にスペイン語を染み込ませるイメージで学習をしていきましょう。

 

過去の記事でスペイン語の主語や発音について解説をしていますので、併せて学んでみてください。

namakemono618.hatenablog.com

namakemono618.hatenablog.com

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いかがでしたか?

 

主語に合わせて動詞が変化するという、英語等にはない点であり、覚えるのはなかなか難しい部分ですが、スペイン語を学ぶ上で、最も重要な点といっても過言ではありません。

 

一度、しっかりとルールを覚えてしまえば、初めて学ぶ動詞であっても、活用形をすぐに推測することが出来るようになりますので、少しずつでよいので、しっかりと覚えていきましょう!

 

「-ar」「-er」動詞の現在形の活用については、また別の記事で解説をさせて頂きます。

 

今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!

それでは、Hasta luego!(またね)