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出身や国籍をスペイン語で覚えよう!

Hola!(こんにちは)

 

今回は、スペイン語会話初級編ということで、自分の出身地や国籍をスペイン語で説明する方法等を解説していきます。

 

スペイン語が話されている国々は、スペインや中南米を中心にたくさんあります。話し相手の出身や国籍を知ることにより、会話がより広がると思いますので、しっかりと覚えていきましょう。

 

尚、挨拶や自己紹介について、以下の記事をご覧ください。

namakemono618.hatenablog.com

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■よくある会話の一例:

今回は、コスタリカ在住の日本人、Takuyaさんと、同じくコスタリカ在住のコロンビア人、Albertoさんの会話を見ていきましょう。

 

Takuya:¿De dónde es, Alberto? デ ドンデ エス アルベルト?

=アルベルトはどこ出身なんですか?

 

Alberto:Soy de Colombia. ソイ デ コロンビア

=コロンビア出身です。

 

Takuya:Es colombiano! エス コロンビアーノ!

=コロンビア人なんですね!

 

Alberto:Así es. アシ エス

=そうです。

 

Takuya:¿De qué ciudad? デ ケ シウダ?

=どこの町の出身ですか?

 

Alberto:Soy de Medellín. ソイ デ メデジン

=メデジン出身です。

 

Takuya:¿verdad? Yo quiero conocerla algún día!

               ベルダ? ジョ キエロ コノセールラ アルグン ディア!

=本当?いつか行ってみたいな!

 

Albeto:Sí. Es una ciudad muy bonita! Y usted es japonés?

              シ エス ウナ シウダ ムイ ボニータ!イ ウステ エス ハポネス?

=ええ。とっても美しい町ですよ!それで、あなたは日本人ですよね?

 

Takuya:Sí. Soy de Tokio. シ ソイ デ トキオ

=はい。東京の出身です。

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■出身や国籍を尋ねるフレーズ:

今回は、コスタリカでよく使われる「Usted ウステ(あなた)」を使って、フレーズを説明していますが、国や地域、相手との関係性によっては「Tú トゥ(君)」を使うこともあります。その場合は、動詞の活用も変化しますので、ご注意ください。

 

①¿De dónde es? デ ドンデ エス?

=出身はどちらですか?

*最も一般的な聞き方です。

 

②¿Qué nacionalidad tiene? ケ ナシオナリダ ティエネ?

=国籍はどちらですか?

 

③¿De qué país/ciudad es? デ ケ パイス/シウダ エス?

=どちらの国/都市の方ですか?

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■自分の出身や国籍を説明するフレーズ:

①Soy de 〇〇. ソイ デ ○○

=私は〇〇出身です。

*〇〇には、国名・州名・県名・都市名・地区名などを入れます。

 

②Soy 〇〇. ソイ ○○

=私は〇〇人です。

*この場合、①のフレーズと異なり、前置詞の「de(〜から来たの意)」が入っていませんので、国籍が入ります。

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■スペイン語圏の国々の名称を覚えよう:

スペイン語の他の名詞と同じように、それぞれ性別や数により、形が変化しますので、ご注意ください。

 

以下、アルファベット順にご紹介していきます。

①国名:Argentina アルヘンティーナ(アルゼンチン)

 国籍:Argentino(na) アルヘンティーノ(ナ)-アルゼンチン人

 

②国名:Bolivia(ボリビア)

 国籍:Boliviano(na) ボリビアーノ(ナ)-ボリビア人

 

③国名:Cuba(キューバ)

    国籍:cubano(na) クバノ(ナ)-キューバ人

 

④国名:Costa Rica(コスタリカ)

 国籍:Costarricense コスタリセンセ‐コスタリカ人

*上記が公式的な言い方ですが、一般的にはコスタリカ人は自分たちのことを、「Tico(a)ティコ(カ)」と言います。

 

⑤国名:Colombia(コロンビア)

 国籍:Colombiano(na) コロンビアーノ(ナ)-コロンビア人

 

⑥国名:Chile(チリ)

 国籍:Chileno(na) チレーノ(ナ)-チリ人

 

⑦国名:España(スペイン)

 国籍:Español(ñola) エスパニョール(ニョーラ)-スペイン人

 

⑧国名:Ecuador(エクアドル)

 国籍:Ecuatoriano(na) エクアトリアーノ(ナ)-エクアドル人

 

⑨国名:El Salvador(エルサルバドル)

 国籍:Salvadoreño(ña) サルバドレーニョ(ニャ)-エルサルバドル人

 

⑩国名:Guatemala(グアテマラ)

 国籍:Guatemalteco(ca) グアテマルテコ(カ)-グアテマラ人

 

⑪国名:Guinea Ecuatorial(赤道ギニア)

 国籍:Ecuatoguineano(na) エクアトギネアノ(ナ)-ギニア人

 

⑫国名:Honduras(ホンジュラス)

 国籍:Hondureño(ña) ホンドゥレーニョ(ニャ)-ホンジュラス人

 

⑬国名:México(メキシコ)

 国籍:Mexicano(na) メヒカノ(ナ)-メキシコ人

 

⑭国名:Nicaragua(ニカラグア)

 国籍:Nicaragüense ニカラグエンセ‐ニカラグア人

*時折、略して「Nica ニカ」と呼ばれることもありますが、差別的な意味合いを含むことがあるため、使わないほうが無難です。

 

⑮国名:Panamá(パナマ)

 国籍:Panameño(ña) パナメーニョ(ニャ)-パナマ人

 

⑯国名:Paraguay(パラグアイ)

 国籍:Paraguayo(ya) パラグアジョ(ジャ)-パラグアイ人

 

⑰国名:Puerto Rico(プエルトリコ)

 国籍:Puertorriqueño(ña) プエルトリケーニョ(ニャ)-プエルトリコ人

 

⑱国名:Perú(ペルー)

 国籍:Peruano(na) ペルアノ(ナ)-ペルー人

 

⑲国名:República Dominicana レプブリカ ドミニカーナ(ドミニカ共和国)

    国籍:Dominicano(na) ドミニカーノ(ナ)-ドミニカ人

 

⑳国名:Venezuela ベネスエラ(ベネズエラ)

 国籍:Venezolano(na) ベネソラーノ(ナ)-ベネズエラ人

 

ちなみに日本は、Japón ハポン(日本)-japonés(nesa) ハポネス(サ)となります。

また、スペイン語には上記で紹介した国籍だけでなく、上記と同じような規則を使って都市や地区・その都市や地区の出身の人々を示す語(gentilicio ヘンティリシオ)があります。上記の例で挙げた、「Tico(a)」がその例の一つです。今回は、いくつか紹介しますが、辞書には存在しないおもしろい言い方が、他にもたくさんあるので、ぜひ調べてみてください!

 

Valencia(バレンシア)-valenciano(a) バレンシアーノ(ナ)

Ciudad de México(メキシコシティ)-chilango(a) チランゴ(ガ)

La Habana(ハバナ)-habanero(a) ハバネロ(ラ)

Bogotá(ボゴタ)-rolo(a) ロロ(ラ)

Managua(マナグア)/managüense マナグエンセ

La Paz(ラパス)-paceño(a) パセーニョ(ニャ)

San Jose(コスタリカ)-Josefino(a) ホセフィーノ(ナ)

等々。

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■その他:

上の項でご紹介した国籍は、形容詞としても使うことも出来ます。ここでは簡単な例を解説します。

 

(例1)Me encantan los vinos chilenos. メ エンカンタン ロス ビノス チレノス

=私はチリワインが大好きです。

*動詞「Encantarse エンカンタールセ」は~が大好きという意味で用いられます。

 

(例2)La comida peruana es una de las mejores del mundo.

             ラ コミダ ペルアナ エス ウナ デ ラス メホーレス デル ムンド

=ペルー料理は世界の中でも、最も素晴らしい料理の一つです。

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いかがでしたか?

 

話し相手の国籍等を知れば、会話の幅が広がり、その国のことを質問すれば、みんな、喜んで、色々と教えてくれると思います。

 

今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!

それでは、Hasta luego!(またね)