「Saber」と「Conocer」の違いについて知ろう!
Hola!(こんにちは)
今回は「~を知る、知っている」という意味を持つ動詞の代表的な例である「Saber」と「Conocer」の違いについてご紹介します。
スペイン語を学習していくと、この2つの動詞は必ず学ぶ動詞ですが、「具体的にはどのような違いがあるのだろう?」や「どのように使い分ければいいのだろう?」という疑問を持つ方も多いかと思います。
今回、ご紹介した内容を学べば、この2つの動詞の違いがよく分かり、状況に応じて使い分けることが出来るかと思います。それでは、早速学んでいきましょう。
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■よくある会話の一例:
今回は、コスタリカ在住のTakuyaさんとAlberto(アルベルト)さんの会話を例として見ていきましょう。
Takuya:Oiga Alberto, ¿Usted sabe dónde está el restaurante valle azul? Es que yo quiero conocerlo pero no aparece en el mapa.
オイガ アルベルト、ウステ サベ ドンデ エスタ エル レスタウランテ バジェ アスル?エス ケ ジョ キエロ コノセールロ ペロ ノ アパレセ エン エル マパ
=ねえ、アルベルト。バジェ・アスルっていうレストランがどこにあるか知ってる?行きたいのだけれど、地図に出てこないんだよね。
Alberto:Ah, sí lo conozco. He ido algunas vezes. Quiere ir? アー、シー ロ コノスコ エ イド アルグナス ベセス キエレ イール?
=ああ、知っているよ。何回か行ったことがあるよ。行きたいの?
Takuya:Sí, dicen que es restaurante muy bueno.
シー、ディセン ケ エス ウン レスタウランテ ムイ ブエノ
=うん。とてもいいレストランだというので。
Alberto:Exactamente, tiene un mirador y de ahí, usted puede ver toda la ciudad de San Jose!
エクサクタメンテ、ティエネ ウン ミラドール イ デ アイ、ウステ プエデ ベール トダ ラ シウダ デ サンホセ!
=その通り!展望台があって、そこからサンホセの街を全部眺めることが出来るよ!
Takuya:Genial! ¿podemos ir juntos?¿Será que usted estará disponible este domingo?
ヘニアル!ポデモス イール フントス?セラ ケ ウステ エスタラ ディスポニブレ エステ ドミンゴ?
=いいね!一緒に行ける?今週の日曜日、予定空いてる?
Alberto:¡Claro! Usted va a conocerlo el domingo.
クラロ!ウステ バ ア コノセールロ エル ドミンゴ
=もちろん!今度の日曜日にレストランを知ることになるよ。
Takuya: ¡Gracias! グラシアス!
=ありがとう!
Alberto: ¡Con gusto! コン グスト!
=どういたしまして!
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■Saberの使い方:
「saber」の主な意味は「知っている」という意味ですが、「情報や知識として何かを知っている」という印象を与えます。
他にも「~を出来る(~のやり方を知っている)」や全く同じ綴りと発音ですが「味がある」という意味もあります。次に、以下の例文を見ていきましょう。
(例1)Yo sé esa persona. ジョ セ エサ ペルソナ
=その人を知っています。
(例2)de verdad, no sé qué decir. デ ベルダ、ノ セ ケ デシール
=本当に、なんて言ったらいいのか分かりません。
(例3)¿Será que saben de qué terminal sale el bus que va a Buenos Aires?
セラ ケ サベン デ ケ テルミナル サレ エル ブス ケ バ ア ブエノスアイレス?
=どこのターミナルからブエノスアイレス行きのバスが出るか知っていますか?
(例4)Takuya sabe esnorquear. Takuya サベ エスノルケアール
=Takuyaはシュノーケリングができます。
*「シュノーケリングのやり方を知っています」という感じのニュアンスです。
(例5)Takuya sabe bien el español.
Takuya サベ アブラール ビエン エル エスパニョール
=Takuyaはスペイン語を良く知っています。
(例6)Esta fruta sabe muy ácida. エスタ フルタ サベ ムイ アシダ
=このフルーツはとても酸っぱい味がします。
(例7)Esta galleta sabe a limón. エスタ ガジェタ サベ ア リモン
=このクッキーはレモンの味がします。
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■Conocerの使い方:
「conocer」も「Saber」と同じく「知っている」という意味ですが、(体験として・人に聞いて)事実や場所を「知っている」というニュアンスを持ちます。
その他、「(人と)知り合いである」や「(人・ものを)認識している」という意味があります。次に、以下の例文を見ていきましょう。
(例1)Takuya conoce bien Costa Rica. Takuya コノセ ビエン コスタリカ
=Takuyaはコスタリカのことを良く知っています。
(例2)¿Conoces Panamá? コノセス パナマ?
=君はパナマに行ったことがありますか?
(例3)No conozco bien ese lugar. ノ コノスコ ビエン エセ ルガール
=その場所のことは良く知りません。
(例4)Nosotros conocemos muchos lugares turísticos de Costa Rica.
ノソトロス コノセモス ムチョス ルガレス トゥリスティコス デ コスタリカ
=私達はコスタリカの多くの観光地を知っています。
(例5)¿Dónde se conocieron? ドンデ セ コノシエロン?
=どこで知り合ったんですか?
(例6)Te conocí por tu forma de ser. テ コノシ ポル トゥ フォルマ デ セール
=私は君のふるまいで君だと分かりました。
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■その他のポイント:
SaberもConocerも両方使えるシチュエーションというのもありますが、その場合、ニュアンスが異なり、聞き手の印象が変わります。以下、簡単な例をご紹介します。
(例1)Takuya conoce bien Costa Rica. Takuya コノセ ビエン コスタリカ
=Takuyaはコスタリカのことをよく知っています。
*この場合、聞き手が受けるニュアンスとしては、実際に行ったことがあったり、住んだことがあり、経験から知っているという印象を受けます。
(例2)Takuya sabe bien Panamá. Takuya サベ ビエン パナマ
=Takuyaはパナマのことをよく知っています。
*この場合、聞き手が受けるニュアンスとしては、行ったり、生活した経験自体は無いものの、調べたり、学んだりして、知識として、その国のことを良く知っているという印象を受けます。
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いかがでしたか?
SaberもConocerも日常会話でよく使う動詞ですので、違いを少しずつ理解して、実践で試しながら、学んでいきましょう。
今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、Hasta luego!(またね)