スペイン語のアクセントを覚えよう!
Hola!(こんにちは)
今回は、スペイン語のアクセントについて解説いたします。
日本語や英語には無い部分ですので、最初は慣れないと感じることもあるかと思いますが、一語一語のアクセントの位置を正確に覚えることにより、より正しいスペイン語を話し、書けることが出来るようになりますので、苦手意識を持たずに、勉強しましょう。
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■アクセントについて:
アクセントとは、「強勢」とも呼ばれます。要は、「単語の中で最も強く発音される部分」のことを指します。「強く発音する」と聞くと至極簡単なことのように聞こえますが、実際どうすれば強く発音していることになるのでしょうか?
文章だけで説明するのは、なかなか難しいのですが、イメージとしては、アクセントのある部分を強く、そして、少しだけのばして発音する感じです。
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■音節について:
前章で解説した通り、アクセントとは、「単語の中で最も強く発音される部分」です。
一つの言葉をどのように区分けするのかを知るのに重要なのが、音節です。
音節は、「母音単独の音節」と「母音と子音が組み合わさった音節」の2つに分けられます。
★音節とは?:
・1つの発音のユニット(単位)
・一息に発音するかたまり
・1つの母音を核とする単位(母音単独の音節・母音と子音が組み合わさった音節の2つに分けられる)
単語は、一つあるいは複数の音節に分けることが出来ます。つまり、単語というのは以下のような形で構成されていると言うことも出来るわけです。
複数の音節から構成される単語
=アクセントのある部分(音節)+アクセントのない部分(音節)
文章で詳細までお伝えするのは難しいので、本当に基本的な解説のみとなってしまいますが、ご了承ください。
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■多重母音について:
アクセントのルールを解説する前に重要となる、多重母音という考え方を先に説明しておきます。
多重母音は名称の通り、複数の母音が重なった(連続した)ものを指します。多重母音は、以下の2つに分かれ、文字としては2文字、3文字ですが、発音上は一つの母音として扱われますのでご注意ください。
①二重母音(二つの母音の連続): ai, au, ei, eu, oi, ou, ia, ie, io, iu, ua, ue, ui, uo
②三重母音(三つの母音の連続): iai, iei, uai, uei
ただし、下に挙げる組み合わせ以外の母音の連続は、二重母音ではなく、別々の二つの母音として扱われるので覚えておきましょう。
(例)ae(aとeという二つの母音), ao(aとoという二つの母音)など
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■アクセントのルールについて:
では、次に、スペイン語のアクセントに関するルールについて解説をしていきます。
全部で3つのルールをご紹介しますが、3つ目のルールは例外的なルールですので、実質は2つのルールを覚えるだけです。
そして、大前提として、全ての単語は、単語の最後か、単語の最後から2番目、もしくは、単語の最後から3番目のいずれかの音節(母音)にアクセントが付くということを頭に入れましょう。
①母音、あるいは-sか-nで終わる単語は、最後から2番目の音節(母音)にアクセントが付く:
(例1)Aguacate アグアカテ(アボカド)
(例2)Honduras オンドゥラス(ホンジュラス)
(例3)Paseo パセオ(散歩)
*-eoは二重母音ではないので、別々の母音としてみなします。
②-s、-n以外の子音で終わる単語は、最後の音節(母音)にアクセントが付く:
(例1)Tamala タマル(とうもろこしの粉をベースに作られた中南米の伝統的な料理)
(例2)Arroz アロス(米)
③アクセント記号(´)の付いた単語は、アクセント記号の付いた母音にアクセント:
このルールは上記の2つのルールに当てはまらない単語に適用されるルールです。
アクセント記号の付いた母音を強く、少し伸ばすような感じで発音をしてください。
最後から3番目の音節(母音)にアクセントがある単語には必ずアクセント記号がつけられます。
(例1)Águila アギラ(鷲)
(例2)Bogotá ボゴタ(コロンビアの首都)
*aで終わる単語なので、ルール①に従えば、最後から2番目の母音にアクセントが付くはずですが、例外の一つとなります。
(例3)Fútbol フトボル(サッカー)
*lで終わる単語なので、ルール②に従えば、最後の母音にアクセントですが、例外。
上記のように、どの言語でも同じように、スペイン語でも例外というものが存在します。その場合は、余り深く考えすぎず、音読等を繰り返し、暗記をしましょう。
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いかがでしたか?
アクセントは正しいスペイン語を話したり、書いたりするうえでとても大切な部分ですので、しっかりと覚えましょう。
オススメの勉強方法としては、音読です。一つ一つの単語をアクセントを位置しながら発音することにより、正確な発音を覚えることが出来る他、筆記の際にアクセントの位置も覚えることが出来るので一石二鳥です。
今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、Hasta luego!(またね)