スペイン語の日付と季節を覚えてみよう!
Hola!(こんにちは)
今回は、スペイン語での日付と季節の表現について学んでみましょう。
日常的に使うことの多い言葉と表現ですので、しっかりと覚えていきましょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■スペイン語の曜日と月を覚えよう:
まずは、各曜日と月に関する言葉を覚えてみましょう。
■曜日:Semana セマナ
月曜日:Lunes ルネス
火曜日:Martes マルテス
水曜日:Miercóles ミエルコレス
木曜日:Jueves フエベス
金曜日:Viernes ビエルネス
土曜日:Sábado サバド
日曜日:Domingo ドミンゴ
■月:Mes メス
1月:Enero エネロ
2月:Febrero フェブレロ
3月:Marzo マルソ
4月:Abril アブリル
5月:Mayo マジョ(またはマヨ)
6月:Junio フニオ
7月:Julio フリオ
8月:Agosto アゴスト
9月:Septiembre セプティエンブレ
10月:Octubre オクトゥブレ
11月:Noviembre ノビエンブレ
12月:Diciembre ディシエンブレ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■その他のルールについて:
日付や季節を表すにあたって、いくつかのルールがありますので、そちらをご紹介します。
ルール①:日付を表す場合は、基本的に男性形定冠詞である「El」を用いる
曜日も一緒に表す場合は、曜日に定冠詞を付けます。年号だけを表したい時も同様に男性形定冠詞を付けます。
ただし、手紙や口頭では定冠詞をつけずに省略されることがほとんどです。
ルール②:日/月、月/年、日/月/年は接続詞の「De」で繋ぐ
手紙等の場合、日/月は「de」で繋ぎますが、その後、年は「,(コンマ)」やスペースで表すことがあります。
また、曜日とその後、日/月/年を繋ぐ場合は、「de」で繋がず「,(コンマ)」やスペースで表します
ルール③:年号はそのまま数字読みをする
例えば、英語のように2桁ずつに分けて読む必要はなく、書かれている数字をそのまま読む形となります。
(例)Costa Rica se independizó en el 15 de septiembre de 1821.
コスタリカ セ インデペンディソ エン エル キンセ デ セプティエンブレ デ ミル オチョシエントス ベインティウノ
ルール④:日付の書き方が日本とは逆:
日本とは異なり、基本的に「日/月/年」の順で日付を表記します。曜日も表す場合は、「曜日/日/月/年」の順番になります。
日にちや年号については、普通の数字(基数詞)で表されます。基数詞については、以下の記事で詳しく解説をしていますので、ご参照してみてください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■日付の聞き方と答え方を覚えよう:
手紙やメール等の文章で表記する場合は、例えば、2021年9月8日と表記をされたい場合は、「08/09/2021」となります。その他にも、「8 de Septiembre, 2021」と書かれるパターンもあります。
上記の書き方の他にも
・Hoy es el 8 de septiembre de 2021.
オイ エス エル オチョ デ セプティエンブレ ドス ミル ベインティウノ
=今日は2021年9月8日です。
・Hoy es el miércoles, 8 de septiembre.
オイ エス エル ミエルコレス, オチョ デ セプティエンブレ
=今日は水曜日、9月8日です。
・Estamos a 8 de septiembre de 2021.
エスタモス ア オチョ デ セプティエンブレ デ ドス ミル ベインティウノ
=今日は2021年の9月8日です。
*この場合は、男性形定冠詞である「El」が例外的に付けられません。
次に、日付に関する表現の例をいくつかご紹介します。
■日付に関する表現の例:
(例1)Mi cumpleaños es el 18 de junio de 1990.
ミ クンプレアニョス エス エル ディエシオチョ デ フニオ デ ミル
ノベシエントス ノベンタ
=私の誕生日は1990年6月18日です。
(例2)Esta iglesia fue construida en el (año) 1600.
エスタ イグレシア フエ コンストゥルイダ エン エル ミル セイスシエントス
=この教会は1600年に建設されました。
(例3)Este evento se realizó en el 1 (primero) de septiembre.
エステ エベント セ レアリソ エン エル プリメロ デ セプティエンブレ
=このイベントは9月1日に開催されました。
次に、日付の聞き方について、例を交えつつ解説をしていきます。
■日付の聞き方:
(例1)¿Qué día(de la semana) es hoy? ケ ディア (デ ラ セマナ) エス オイ?
=今日は何曜日ですか?
*「día ディア」という言葉は、通常「~日」という意味ですが、この場合は「曜日」という意味になります。
(例2)¿A qué fecha estamos? ア ケ フェチャ エスタモス?
=今日は何日でしたっけ?
(例3)¿Qué/Cuál es la fecha de hoy? ケ/クアル エス ラ フェチャ デ オイ?
=今日の日付は?
(例4)¿Cuándo es su cumpleaños? クアンド エス ス クンプレアニョス?
=あなたの誕生日はいつですか?
(例5)¿Qué fecha tenemos la ceremonia? ケ フェチャ テネモス ラ セレモニア?
=何日にセレモニーがありますか?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■スペイン語の季節の言い方を覚えよう:
「季節」のことをスペイン語では「Estación エスタシオン」と言います。この言葉には「駅」という意味もありますが、基本的には会話の流れから意味を推測できるし、聞き手も分かると思いますので、問題はありません。
もしも、相手が混乱しそうな状況の場合は、「La estación del año ラ エスタシオン デル アニョ」と言いましょう。次に、以下、スペイン語での季節を表す言葉となります。
■季節を表す言葉:
春:Primavera プリマベラ
夏:Verano ベラノ
秋:otoño オトニョ
冬:Invierno インビエルノ
ちなみに、筆者の住んでいるコスタリカは日本のように四季はなく、雨の比較的少ない(場所にもよりますが)「乾季= Estación seca エスタシオン セカ」と雨の多い時期である「雨季=Estación lluviosa エスタシオン ジュビオサ」の2つの時期に大別されます。
乾季は特に太平洋側では雨が非常に少なくなり、気温も高めの日々が続くので、現地の人はVerano(夏)とそして、全国的に雨が多く、気温も低めの日々が続く雨季をInvierno(冬)と言ったりもします。
特に乾季の時期は観光がしやすいということもあり、外国人観光客の多い時期で、現地のコスタリカ人たちもビーチに行く人の数も増えます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いかがでしたか?
日付の書き方等、日本と異なる部分があるので、慣れるまでの間は少し戸惑うこともあるかもしれませんが、少しずつ慣れていきましょう!
今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、Hasta luego!(またね)
スペイン語で数を数えてみよう②(序数詞編)
Hola!(こんにちは)
スペイン語で数を数えてみよう第二弾ということで序数詞を学んでみましょう。
序数詞とは、「1番目、2番目、3番目」等の順序を表すものです。
基数詞と比べると使う機会は少ないものの、覚えると文章を読む際や、会話の幅も増えますので、少しずつ覚えていきましょう。
尚、基数詞については、以下の記事で解説をしています。参照してみてください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■1~10までの序数詞を学ぼう!:
スペイン語では、順序を表す場合、11以降は普通の数字(基数詞)が使われることがほとんどですので、まずは、序数詞の1~10までをしっかりと覚えましょう。
■スペイン語の序数詞(1~10まで):
1番目:Primero (a)
2番目:Segundo (a)
3番目:Tercero (a)
4番目:Cuarto (a)
5番目:Quinto (a)
6番目:Sexto (a)
7番目:Séptimo (a)
8番目:Octavo (a)
9番目:Noveno (a)
10番目:Décimo (a)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■序数詞の使い方について:
序数詞は形容詞であり、名詞の前に置かれます。また、その際には名詞の性別や数と一致するように形を変化させます。
*例えば、女性名詞であれば、語尾の「-o」を「-a」に変える。名詞が複数形なら語尾に「-s」を付ける等。
序数詞は基本的に定冠詞や所有形容詞と共に使われます。また、「1番目」と「3番目」のprimeroとterceroは男性単数名詞の前で語尾の「-o」が脱落し、それぞれprimer、tercerとなるというルールも存在します。
次に、具体的に例を挙げていきたいと思います。
(例1) La primera dama ラ プリメラ ダマ
=ファーストレディー(大統領夫人)
(例2)Mi segundo hijo ミ セグンド イホ
=私の2番目の息子
(例3)El tercer día de protesta エル テルセール ディア デ プロテスタ
=ストライキ(抗議活動)の3日目
(例4)La segunda guerra mundical ラ セグンダ ゲラ ムンディアル
=第二次世界大戦
(例5)Ayer empezó la segunda temporada de esta telenovela coreana
アジェール エンペソ ラ セグンダ テンポラダ デ エスタ テレノベラ コレアナ
=昨日、この韓国ドラマのシーズン2が始まりました。
(例6)El es el primer de su clase en educación física
エル エス エル プリメール デ ス クラセ エン エドゥカシォン フィジカ
=彼は体育でクラスの1番です。
*この場合、序数詞primero/primeraは名詞として使用され、第一の人という意味で使用されています。
(例7)Los dos primeros vagones del tren son exclusivos para la gente mayor
ロス ドス プリメロス バゴネス デル トレン ソン エクスクルシボス パラ ラ
ヘンテ マジョール
=電車の先頭2両はお年寄りの方々限定の車両です。
次に、普通の数字(基数詞)を用いた11番目以降の表し方を解説します。
序数詞の場合は、定冠詞(または所有形容詞)と修飾する名詞の間に置くことが多いですが、基数詞の場合は、名詞の後ろに置かれることが多いです。
(例1)El siglo 19 (diecinueve) エル シグロ ディエシヌエベ
=20世紀
(例2)La lección 11 (once) ラ レクシォン オンセ
=第11課
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■建物等の階数の表し方:
建物の階数を表す際も序数詞が用いられます。
英語圏と同じように、スペイン語圏でも日本とは異なる階数の数え方をする場合がありますので、その点も注意して覚えましょう。
それでは、階数の表し方について具体的に見ていきましょう。
1階:La planta baja ラ プランタ バハ もしくは El piso bajo エル ピソ バホ
2階:La primera planta ラ プリメラ プランタ もしくは El primer piso エル プリメール ピソ
3階:La segunda planta ラ セグンダ プランタ もしくは El segundo piso エル セグンド ピソ
4階:La tercera planta ラ テルセラ プランタ もしくは El tercer piso エル テルセール ピソ
5階:La cuarta planta ラ クアルタ プランタ もしくは El cuarto piso エル クアルト ピソ
上記を見ていただくと分かるかと思いますが、日本語での1階はスペイン語では1階と表されませんので、2階、3階とそれぞれ数字がずれていくこととなります。
また、国によっては、1階は「Planta baja プランタ バハ(地上階)」と言われ、略して「PB」とエレベーター内のボタン等に表記されている場合もあります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■その他:
序数詞を数字で表す場合もあり、その場合は、「1º (Primero)」や「1ª (Primera)」のような形で、男性形の場合は「º」のマークが、女性形の場合は、「ª」がそれぞれ数字の後に付けられます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いかがでしたか?
序数詞は、使う機会はあまり多くないものの、覚えておいたほうが良い部分ですので、1~10までで良いのでしっかりと覚えましょう。
今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、Hasta luego!
スペイン語で数を数えてみよう①(基数詞編)
Hola!(こんにちは)
今回は、スペイン語の数(数詞)について学んでいきましょう。
数は買い物をはじめ、日常生活で必要不可欠な言葉ですので、苦手意識を持たずに少しずつでよいので、しっかりと覚えていきましょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■スペイン語の数詞について:
スペイン語には英語と同様に、純粋に数を表す「基数詞(きすうし)」と順序(一番目、二番目、三番目等)を表す「序数詞(じょすうし)」の2種類が存在します。
序数詞はまた別の記事で紹介をさせて頂きますので、今回はより使う機会も多い、基数詞について学んでいきましょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■スペイン語で数を数えてみよう①(1~100まで):
まずは、スペイン語で1~100までの数え方を覚えてみましょう。
★スペイン語の数(1~100)
1=uno(ウノ)2=dos (ドス) 3=tres(トレス) 4=cuatro(クワトロ)
5=cinco(シンコ)6=seis(セイス)7=siete(シエテ)8=ocho(オチョ)
9=nueve(ヌエベ)10=diez(ディエス)11=once(オンセ)12=doce(ドセ)
13=trece(トレセ)14=catorce(カトルセ)15=quince(キンセ)
16=dieciséis(ディエシセイス)17=diecisiete(ディエシシエテ)
18=dieciocho(ディエシオチョ)19=diecinueve(ディエシヌエベ)
20=veinte(ベインテ)21=veintiuno(ベインティウノ)
22=veintidós(ベインティドス)23=veintitrés(ベインティトレス)
24=veinticuatro(ベインティクワトロ)25=veinticinco(ベインティシンコ)
26=veintséis(ベインティセイス)27=veintisiete(ベインティシエテ)
28=veintiocho(ベインティオチョ)29=veintinueve(ベインティヌエベ)
30=treinta(トレインタ)31=treinta y uno(トレインタ イ ウノ)
32=treinta y dos(トレインタ イ ドス)40=cuarenta(クワレンタ)
50=cincuenta(シンクエンタ)60=sesenta(セセンタ)
70=setenta(セテンタ)80=ochenta(オチェンタ)90=noventa(ノベンタ)
100=cien/ciento(シエン/シエント)101=cien uno(シエン ウノ)
175=cien setenta y cinco(シエン セテンタ イ シンコ)
以下が、上の表の補足説明です。
①1~15まではそれぞれの数字を表す言葉があるが、16以降は(10+6,10+7)というような形で数を表していきます。
②10の位と1の位を繋ぎ合わせる時は、接続詞である「Y(イ)」が用いられます。
Yは英語の「And」のような意味合いを持ちます。
③ただし、16~29までは、veinte y unoというような間にYを入れる形ではなく、「Veintiuno」と10の位と1の位をくっつけて一つの言葉として表されます。また、その際にアクセント記号が付く場合(例えば、dieciséis等)もありますので、注意してください。
④30以降は接続詞の「Y」を付けて、treinta y uno(31)のような形で10の位と1の位をYで繋いで表します。
⑤Unoや1の位がunoである数字の場合は、男性名詞の前に付ける場合はun(ウン)に、女性名詞の前に付ける場合にはuna(ウナ)にそれぞれ形が変化します。
(例1)Un niño ウン ニーニョ=一人の子供(男の子)
(例2)Veintiuna personas ベインティウナ ペルソナス=21人の人たち
⑥100以降の数字は接続詞の「Y」を付ける必要はありません。
(例)Cien uno シエン ウノ=101
⑦100の後に、名詞またはmil ミル(千)、millones ミリョネス(数百万)、billones ビリオネス(数十億)が続く場合は、Cien シエンと表記されます。
(例)Cien mesas シエン メサス=百個のテーブル
⑧100の後に、1~99の数字が来る場合は、Ciento シエントと表記されます。
(例)Ciento cuarenta mesas シエント シンクエンタ メサス=150個のテーブル
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■スペイン語で数を数えてみよう②(100以降):
次は、100以降の数字を覚えていきましょう。
★スペイン語の数(100以降)
200=doscientos(ドスシエントス)300=trescientos(トレスシエントス)
400=cuatrocientos(クワトロシエントス)500=quinientos(キニエントス)
600=seiscientos(セイスシエントス)700=setecientos(セテシエントス)
800=ochocientos(オチョシエントス)900=novecientos(ノベシエントス)
1000=mil(ミル)2000=dos mil(ドス ミル)3000=tres mil(トレス ミル)
4000=cuatro mil(クワトロ ミル)5000=cinco mil(シンコ ミル)
10000=diez mil(ディエス ミル)11000=once mil(オンセ ミル)
100000=cien mil(シエン ミル)200000=doscientos mil(ドスシエントス ミル)
100万=un millón(ウン ミリョン) 200万=dos millones (ドス ミリョネス)
1千万=diez millones(ディエス ミリョネス)1億=cien millones(シエン ミリョネス)
10億=mil millones(ミル ミリョネス)100億=diez mil millones(ディエス ミル ミリョネス)1000億=cien mil millones(シエン ミル ミリョネス)1兆=un billón(ウン ビリオン)
次に、以下が上の表の補足説明です。
①1000を表すmilは変化しません。一方、millón billónは複数形が存在し、直後に名詞が来る場合には、「millón/billón de 名詞」と表す必要があります。
(例1)Tres mil soldados トレス ミル ソルダドス=3千人の兵士たち
(例2)Un millón de habitantes ウン ミリョン デ アビタンテス
*接続詞の「De(デ)」は英語の「Of」のような意味を持ちます。
②千や百万などは、桁の区切りとして機能をするため、milやmillón、billónの前に数字を置くことによりそれらの倍数を表すことが出来ます。
(例1)Cien mil dólares americanos シエン ミル ドラレス アメリカノス
=10万米ドル
*米ドルの場合は、他のドルと区別するための「Americano」が付けられることがあります。
(例2)El japón tiene ciento veinte millones de habitantes
エル ハポン ティエネ シエント ベインテ ミリョネス デ アビタンテス
=日本には、1億2千万人の国民がいます。
*Habitantes アビタンテス =住民、国民
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■基数詞の基本的なルールについて:
基数詞は基本的に形容詞(名詞を修飾する役割のある言葉)として使われ、原則的に名詞の前に置かれます。
(例1)Hay 5 sillas アイ シンコ シジャス
=5脚のイスがあります。
(例2)El tiene 3 carros エル ティエネ トレス カロス
=彼は3台の車を持っています。
数そのものを表す時は名詞として扱われ、男性名詞となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■パーセンテージの表し方について:
スペイン語でのパーセンテージの表示は「○○ por ciento ポル シエント」と表されます。基本的に、不定冠詞または定冠詞を伴い、どちらの形にしてもほぼ意味の違いはありません。
(例1)Este jugo de manzana es 100 por ciento natural
エステ フゴ デ マンサナ エス シエン ポル シエント ナトゥラル
=このリンゴジュースは100%ナチュラルです。
*Jugo(フゴ)は一般的に中南米でよく使われる言葉で、スペインでは「Zumo(スモ)」が使われることが多いようです。
(例2)Ellos venden las verduras 100% orgánicas
エジョス ベンデン ラス ベルドゥラス シエン ポル シエント オルガニカス
=彼らは100%有機野菜を販売しています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■日付の表し方について:
日付を表す場合は、男性定冠詞である「El(エル)」と共に表します。
(例1)Hoy es el 6 de Septiembre オイ エス エル セイス デ セプティエンブレ
=今日は9月6日です。
(例2)Ayer fue el 5 de septiembre アジェール フエ エル シンコ デ セプティエンブレ
=昨日は9月5日でした。
スペイン語での日付の表し方に関する詳しい解説については、以下の記事で詳しく解説していますので、ご参照してみてください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■年齢の表し方について:
年齢は動詞の「持つ(英語でいうところのHave)」という意味を持つ「Tener(テネール)」と数字、そして、「年齢」という意味を持つ名詞の「Años」を組み合わせて表します。
(例1)Yo tengo 40 años. ジョ テンゴ クワレンタ アニョス
=私は40歳です。
(例2)Cuantos años usted tiene? クアントス アニョス ウステ ティエネ?
(Yo) Tengo 20 años. ジョ テンゴ ベインテ アニョス
=(あなたは)何歳ですか?
私は20歳です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いかがでしたか?
なかなか覚えることが多く、最初は慣れなくて大変だと思いますが、焦らずに反復あるのみ!少しずつ覚えていきましょう!
今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、Hasta luego!(またね)
スペイン語名詞の単数形と複数形を覚えよう!
Hola!(こんにちは)
今回は、スペイン語名詞の単数形と複数形についてご紹介いたします。
スペイン語の名詞にも英語等と同じく、単数形と複数形が存在します。そんなに複雑なルールではありませんので、学んで、少しずつ慣れていきましょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■基本的なルール:
*スペイン語は名詞の前に男性または女性の定冠詞がつくことが多いので、今回は、それぞれの名詞に定冠詞を付けた状態で解説をしています。定冠詞については、以下の記事をご参考ください。
①単数形が母音(a/e/i/o/u)で終わる場合は、語尾に-sを付ける:
(例1)La vaca ラ バカ(牛)=Las vacas ラス バカス
(例2)El teléfono エル テレフォノ(電話)=Los teléfonos ロス テレフォノス
(例3)El café エル カフェ(コーヒー)=Los cafés ロス カフェス
(例4)La puerta ラ プエルタ(ドア)=Las puertas ラス プエルタス
(例5)La taza ラ タサ(マグカップ)=Las tazas ラス タサス
(例6)El plato エル プラト(皿)=Los platos ロス プラトス
②単数形が子音で終わる場合は、語尾に-esを付ける:
(例1)La pared ラ パレ(壁)=Las paredes ラス パレデス
(例2)La ciudad ラ シウダ(町)=Las ciudades ラス シウダデス
(例3)El rey エル レイ(王様)=Los reyes ロス レジェス
(例4)La edad ラ エダ(年齢)=Las edades ラス エダデス
(例5)La enfermedad ラ エンフェルメダ(病気)=Las enfermedades ラス エンフェルメダデス
(例6)La función ラ フンシオン(機能)=Las funciones ラス フンシオネス
*ただし、名詞によっては複数形にする際、アクセント記号が付いたり、逆になくなる場合があります。
(例1)El examen エル エグザメン(試験)=Los exámenes ロス エグザメネス
(例2)El avión エル アビオン(飛行機)=Los aviones ロス アビオネス
③単数形が-zで終わる場合は、語尾が-cesとなる:
(例1)La pez ラ ペス(魚)=Las peces ラス ペセス
(例2)El arroz エル アロス(米)=Los arroces ロス アロセス
(例3)La actriz ラ アクトリス(女優)=Las actrices ラス アクトリセス
(例4)La vez ラ ベス(~回)=Las veces ラス ベセス
(例5)La codorniz ラ コドルニス(ウズラ)=Las codornices ラス コドルニセス
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■例外的な名詞も存在:
①単数形のみで使われる名詞:
基本的に、不可算名詞(物質や概念等の数えることの出来ない名詞)は複数形とはなりません。
(例1)El agua エル アグア(水)
(例2)La sangre ラ サングレ(血)
(例3)El cielo エル シエロ(空)
(例4)El aire エル アイレ(空気)
(例5)El hambre エル アンブレ(空腹)
(例6)El frio エル フリオ(寒さ)
(例7)El calor エル カロール(暑さ)
②複数形のみで使われる名詞:
名詞の中には、複数形でのみ使われる名詞が存在します。
(例1)Los pantalones ロス パンタロネス(ズボン)
(例2)Las tijeras ラス ティヘラス(ハサミ)
上記の名詞をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれませんが、これらの2つの物は「2つで一対」となっているものなので、常に複数形で表されます。日本語ではない考え方ですが、スペイン語ではこのような考え方が用いられます。
ただし、ペアーになっているものの片方だけを表したい場合は例外的に単数形が使われますので、ご注意ください。
(例1)Los brazos ロス ブラソス(両腕)=El brazo エル ブラソ(片腕)
(例2)Las piernas ラス ピエルナス(両足)=La pierna ラ ピエルナ(片足)
(例3)Los calcetines ロス カルセティネス(靴下)=El calcetin エル カルセティン(どちらか片方だけの靴下)
(例4)Los zapatos ロス サパトス(靴)=El zapato エル サパト(どちらか片方だけの靴)
*(例1)と(例2)に関しては、通常、どちらの腕や足であるかを分かりやすくするための形容詞であり「右の」を意味する「Derecho(a) デレチョ(チャ)」や「左の」を意味する「izquierdo(a) イスキエルド(ダ)」が付けられます。
③単数形と複数形で意味が異なる名詞:
スペイン語の名詞でも、男性形と女性形とでそれぞれ異なる意味を持つ名詞が存在することをご紹介しましたが、同じように、単数形と複数形とで意味の異なる名詞もあります。
(例1)El bien エル ビエン(善、利益)=Los bienes ロス ビエネス(財産)
(例2)La letra ラ レトラ(文字)=Las letras ラス レトラス(文学)
(例3)El amor エル アモール(愛)=Los amores ロス アモーレス(情事、交際)
④男女混合の場合は男性形複数となる:
男女混合のグループを表す場合、男性が一人でも入っていたら、男性形の複数となります。
(例1)5名の日本人グループのうち、4名が女性で1名だけが男性であった場合:
=Los japoneses ロス ハポネセス(女性が多いからと言って、女性形複数のLas japonesasとはなりません)
(例2)友人のうち、男性が一人でも含まれていた場合:
=Los amigos ロス アミーゴス
以下の複数形の名詞も実際は、男性だけのグループではなく、男女混合のグループを指している場合が多いということも覚えておきましょう。
(例1)Los padres ロス パードレス(El padre エル パードレ=父親+La madre ラ マードレ=母親の両方が含まれています)
(例2)Los hermanos ロス エルマノス(El hermano エル エルマノ=兄、弟+La hermana ラ エルマナ=姉、妹の両方が含まれているケースがあります)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いかがでしたか?
そんなに難しいルールではなかったのではないでしょうか?
私の住んでいるコスタリカをはじめ、中南米を含むスペイン語圏の人々も意外といい加減で、会話の中で、しっかりとSの部分を発音しなかったり、文章でSを書き忘れるなんてこともよくあります(笑)余り難しく考えすぎずに、間違いを恐れず、少しずつ学んでいきましょう。
今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、Hasta luego!(またね)
スペイン語の冠詞について知ろう!
Hola!(こんにちは)
今回は、スペイン語の冠詞についてご紹介します。冠詞は日本語には存在しない概念なので、ちょっと取っつきにくい印象を受けますが、慣れれば問題ありません。あまり苦手意識を持たずに少しずつ学習して覚えていきましょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■冠詞について:
冠詞は名詞の前に付けられる文字のことで、それ自体には意味はありません。あくまでも名詞の性別や数(単数または複数)を表すために用いられます。
また、冠詞が付けられているか否かにより、その名詞が文章や会話の中ですでに出てきているものなのか、それとも初めて出てくる言葉なのかが話し手も聞き手も分かるという意味合いもあります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■スペイン語の定冠詞について:
スペイン語の定冠詞は、それぞれ、男性と女性、そして、単数と複数という全部で以下の4通りの形があります。
①男性形単数=El(エル)
(例)El carro=カロ(車)、El árbol=アルボル(木)等
*Carroは中南米で使われることが多く、スペインではCoche=コチェが一般的。
②男性形複数=Los(ロス)
(例)Los zapatos=サパトス(靴)、Los pies=ピエス(足)
*靴も足も2つでワンセットと考えられるため、基本的に複数形が用いられます。
③女性形単数=La(ラ)
(例)La mesa=メサ(机)、La cama=カマ(ベッド)、La puerta=プエルタ(ドア)等
④女性形複数=Las(ラス)
(例)Las manos=マノス(手)、Las piernas(足、太ももからふくらはぎにかけて)
定冠詞は基本的に、話し手も聞き手も、具体的にどれについて話しているのかが分かる名詞に付けられます。この説明だけでは、なかなか分かりにくいかもしれませんので、以下、例を挙げます。
(例1)Yo conocí un señor ayer, el señor fue una persona muy divertida!
=ジョ コノシ ウン セニョール アジェール エル セニョール フエ ウナ ペルソナ ムイ ディベルティダ
(訳)昨日、ある男性と知り合いまして、その男性はすごく愉快な人でしたよ。
この文だと、「El señor(その男性)」というのが、会話の最初に出てきた「Un señor(ある男性)」であることが話し手にも聞き手にも理解できる状態です。このような状態では、名詞の前に定冠詞を付けます。
次に、別の例をご紹介します
(例2)Yo conocí un señor ayer, el señor fue una persona muy divertida! Disculpe, me puede pasar el pan?
=ジョ コノシ ウン セニョール アジェール、エル セニョール フエ ウナ ペルソナ ムイ ディベルティダ!ディスクルペ、メ プエデ パサール エル パン?
(訳)昨日、ある男性と知り合いまして、その男性はすごく愉快な人でしたよ。すいません、そのパンを取ってもらえますか?
上のシチュエーションの場合は、二人とも食事をしている中での会話で、話し手が聞き手に対し、テーブルの上に置かれているパンを取ってくれないかと頼んでいる状況です。
この場合、「El pan」は会話では一度も出てきていませんが、状況的にテーブルの上に置かれているパンを指していることが分かりますので、このような場合も定冠詞が付けられます。
定冠詞はあくまでも概念のような存在であり、特に会話の中では、あまり気にしすぎなくても大丈夫です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■スペイン語の不定冠詞について:
スペイン語の不定冠詞も定冠詞と同様、男性と女性、そして、単数と複数の計4通りが存在しています。
①男性形単数=Un(ウン)
(例1)Yo conocí un señor ayer=ジョ コノシ ウン セニョール アジェール
(訳)私は、昨日、ある男性と知り合いました。
②男性形複数=Unos(ウノス)
(例2)Yo quiero comprar unos zapatos=ジョ キエロ コンプラール ウノス サパトス
(訳)私は靴を買いたいです。
③女性形単数=Una(ウナ)
(例3)Yo hablé con una muchacha bastante hermosa ayer=ジョ アブレ コン ウナ ムチャチャ バスタンテ エルモサ アジェール
(訳)私は、昨日、とても美しい女性と話しました。
④女性形複数=Unas(ウナス)
(例4)Yo quiero comprar unas cebollas=ジョ キエロ コンプラール ウナス セボジャス
(訳)私は玉ねぎを買いたいです。
上記の例を詳しく解説しますと、まず例1と例3は会話の中で、この男性と美しい女性は初登場であり、聞き手はどの人のことを指しているのか理解していない状況なので、不定冠詞が使われています。
次に、例2は話し手自体も、聞き手も、どの靴を、何足買うかが分かっていないため、不定冠詞が使われ、例4もどの程度の玉ねぎを購入するのかが不明瞭なため不定冠詞が用いられます。
上記の例の他にも、数を表すために不定冠詞が使われます。
(例)Yo quiero comprar una cebolla (unas cebollas)=ジョ キエロ コンプラール ウナ セボジャ(ウナス セボジャス)
(訳)私は玉ねぎを一個買いたいです。(玉ねぎを数個買いたいです)
「Un/una」は「一つの」や「ある」と、「Unos/unas」は「いくつかの」のように訳されることが多いですが、定冠詞同様にあまり細かい訳を気にしすぎる必要はないかと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いかがでしたか?
今回、解説した内容はあくまでも基礎的な内容ですが、他にも例外は存在します。実践を積みながら、少しずつ覚えていきましょう。
今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、Hasta luego!(またね)
スペイン語の名詞のルールを覚えよう!
Hola!(こんにちは)
今回は、スペイン語の名詞(スペイン語でSustantivo=ススタンティボ)に関するルールを解説したいと思います。スペイン語の名詞には、日本語や英語と異なり、「男性名詞」と「女性名詞」という2種類の名詞が存在します。
複雑で難しいように感じますが、ルールを覚えてしまえば、後は慣れるだけですので、臆せずに少しずつ学んでいきましょう!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■名詞の性について:
スペイン語には、全ての名詞が男性または女性名詞のどちらかに区別されます。
中性名詞というのは存在せず、「男性名詞」か「女性名詞」のどちらかとなります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■基本のルール:
基本的に名詞の性別や、単語が(-o/-a)のどちらで終わるかにより、各名詞の性別を判断することが出来ます。以下、基本的な名詞を紹介します。
なお、スペイン語の定冠詞は以下のようになります。
1)男性名詞の定冠詞(単数)=El(エル)
2)男性名詞の定冠詞(複数)=Los(ロス)
3)女性名詞の定冠詞(単数)=La(ラ)
4)女性名詞の定冠詞(複数)=Las(ラス)
スペイン語の定冠詞については、また別の記事で詳しくご紹介したいと思います。
①男性名詞:
★名詞の性別による場合:
(例)El hombre=オンブレ(男性)、El padre=パドレ(父親)
★語尾が-oで終わる場合:
(例)El niño=ニーニョ(子供)、El arroz=アロス(ご飯、お米)
②女性名詞:
★名詞の性別による場合:
(例)La mujer=ムヘール(女性)、La madre=マドレ(母親)
★語尾が-aで終わる場合:
(例)La mesa=メサ(机、テーブル)、La silla=シジャ(イス)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■例外も存在する:
どんな言語のルールの中にも例外というのは必ず存在しますが、スペイン語も同様です。例外に関しては基本的に暗記をするしかないと筆者は思っていて、復習と実践を繰り返して覚えていくものだと思います。以下、各例外のパターンについて解説します。
①語尾が-aで終わるパターン:(男性名詞)
(例)El sistema=システマ(システム)、El clima=クリマ(天気)
*このパターンの言葉はギリシャ語を起源とする言葉に多いと言われています。
②語尾が-orで終わるパターン:(男性名詞)
(例)El amor=アモール(愛)、El sabor=サボール(味)、El honor=オノール(名誉)等
*例外もあり、La flor=フロール(花)や La labor=ラボール(労働)等は、語尾が-orで終わっていても、女性名詞として区分されます。
③語尾が-ajeで終わるパターン:(男性名詞)
(例)El viaje=ビアヘ(旅)、 El paisaje=パイサヘ(景色)、 El maquillaje=マキジャヘ(化粧)等
④曜日・月・色など:(男性名詞)
(例)El lunes=ルネス(月曜日)、 El martes =マルテス(火曜日)、El diciembre =ディシエンブレ(12月)、El enero=エネロ(1月)el azul=アスル(青色)、el rojo=ロホ(赤色)等
⑤語尾が-oで終わっていても女性名詞となるパターン:
(例)La mano=マノ(手)、 La foto=フォト(写真)、 La moto=モト(バイク)等
*通常、La manoは複数形のLas manos=マノスが使われることが多いです。(手は二つあるので)ちなみに「左手」は「La mano izquierda=マノ イスキエルダ」、「右手」は、「La mano derecha=マノ デレチャ」と言います。
*La fotoは「La fotografía=フォトグラフィア」の省略形で、La motoは「La motocicleta=モトシクレタ」の省略形となります。
⑥語尾が-dad又は-tadで終わる名詞のパターン:(女性名詞)
(例)La felicidad=フェリシダ(幸せ)、 La amistad=アミスタ(友情)、 La sociedad=ソシエダ(社会)等
⑦語尾が-ción、-sión、-tión、-xiónで終わる名詞のパターン:(女性名詞)
(例)La situación=シトゥアシォン(状況)、 La mansión=マンシオン(豪邸) La cuestión=クエスティオン(問題)、 La conexión=コネクシオン(関連)等
*スペイン語でのLa mansiónは日本語のマンションとは異なり、たくさんの部屋のある豪華で大きな家のことを意味しますので注意してください。
⑧語尾が -iónで終わる名詞のパターン:(男女混合)
(例)La unión=ウニオン(連合)、El avión=アビオン(飛行機)、 El camión=カミオン(トラック)等
*語尾が-iónで終わる場合は、女性名詞になる場合と男性名詞になる場合の両方が存在しますので、各単語の性別を暗記するしかありません。
⑨語尾が-tud、-dumbreで終わるパターン:(女性名詞)
(例)La juventud=フベントゥ(青年期)、 La incertidumbre=インセンティドゥンブレ(不確実性)等
⑩語尾が-ezで終わるパターン:(女性名詞)
(例)La estupidez=エストゥピデス(愚かさ)、 La acidez=アシデス(酸味)、 La niñez=ニニェス(幼少期)等
⑪語尾が-ieで終わるパターン:(基本的に女性名詞だが例外も存在)
(例)La especie=エスペシエ(種類)、 La serie=セリエ(シリーズ)等
*語尾が-ieで終わる単語の中には、El pie=ピエ(足)等、男性名詞となる場合もありますので、ご注意ください。
⑫アルファベット:(女性名詞)
(例)La ere(R)、La ene (N)等
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■その他の例外について:
上記の例外の他にも、名詞の中には、男性名詞にも女性名詞になる名詞が存在したり、各固有名詞にも男性と女性名詞があります。
(例1)El capital=カピタル(資本)、La capital(首都)
(例2)El estudiante=エストゥディアンテ(男子生徒)、La estudiante(女子生徒)
(例3)El artista=アルティスタ(男性アーティスト)、La artista(女性アーティスト)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いかがでしたか?
日本語には無い概念なので、最初は覚えるのに苦労すると思いますが、基本的なルールさえ覚えてしまえば、後は、実践あるのみです。実際、ネイティブの人たちでも名詞の性別を間違えることもありますし、臆せずにチャレンジしていきましょう!また、実践を繰り返すことにより、例外のパターンも自然に学んでいけると思います。
今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、Hasta luego!(またね)
スペイン語のアルファベットを覚えよう!
Hola!(こんにちは)
今回は、スペイン語のアルファベットについて解説したいと思います。
スペイン語を学ぶうえで大事な基礎となりますので、しっかりと学んでいきましょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■アルファベット一覧:
下記、スペイン語のアルファベットと読み方です。
A=ア
B=ベ
C=セ
D=デ
E=エ
F=エフェ
G=ヘ
H=アチェ
I=イ
J=ホタ
K=カ
L=エレ
M=エメ
N=エネ
Ñ=エニェ
O=オ
P=ペ
Q=ク
R=エレ
S=エセ
T=テ
U=ウ
V=ウベ
W=ウベドブレ
X=エキス
Y=ジェ
Z=セタ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■スペイン語のアルファベットに関する補足情報や注意点について:
① Ñ(エニェ)について:
N(エネ)に次に来るアルファベットである「Ñ(エニェ)」はNの上に波線のようなマークを書いて表します。
(例)España(エスパーニャ=スペイン) Dueño(ドゥエニョ=オーナー)等々。
②LとRの違いについて:
英語でも、LとRの発音の違いは、私たち日本人にとって難しいものですが、スペイン語でも同様で、ネイティブに教えてもらっても上手な発音をマスターするのはなかなか難しいです。
特に対面での会話ではなく、電話越し等でアルファベットを伝えたい場合は、そのアルファベットが頭文字に使われている単語を伝えることにより、相手に伝わりやすくなります。
(例)Aya(アヤ)という名前のアルファベットを相手に伝えたい場合
=A de Argentina(アルヘンティーナ=アルゼンチン)、Y de yerba buena(ジェルバ ブエナ=スペアミント)、A de Agosto(アゴスト=8月)等。
日本語でも、漢字を相手に伝える時に、一般的によく使われている言葉を例として挙げた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
スペイン語でも同様で、日常的に使われ、誰もが知っている言葉(食べ物、乗り物、町や国の名前等)を使って説明すると相手に伝わりやすいです。
③年代や地域によって異なる読み方の存在するアルファベットについて:
以下のアルファベットは、地域等により異なる読み方が存在しています。
①B
・Be larga(ベ ラルガ)
・Be alta(ベ アルタ)
・Be grande(ベ グランデ)
②I
・I latina(イ ラティーナ)
③V
・Ve(ベ)
・Ve corta(ベ コルタ)
・Ve chica(ベ チカ)
・Ve chiquita(ベ チキタ)
・Ve pequeña(ベ ペケーニャ)
・Ve baja(ベ バハ)
④W
・Ve doble(ベ ドブレ)
・Doble uve(ドブレ ウベ)
・Doble ve(ドブレ ベ)
・Doble u(ドブレ ウ)
⑤Y
・I griega(イ グリエガ)
上記の全てを覚える必要はありませんが、自分の住んでいる国や地域の読み方は覚えておくと良いでしょう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いかがでしたか?
アルファベットはスペイン語を学ぶうえで大切な知識です。日本人を含むアジア系の名前は中南米ではなじみがなく、名前を伝えても、上手く相手に伝わらない、綴りが分からないということもよくありますので、ご自身の名前をアルファベットで伝えることが出来れば、色々と便利です。
また、会話の中で、分からない単語が出た時にも、その言葉の綴りを聞くことで覚えやすくなりますし、後で自分で調べることも出来ますので、少しずつで良いのでアルファベットを覚えていきましょう。
今回も記事を最後までお読み頂きありがとうございました!
それでは、Hasta luego!(またね)