スペイン語の動詞の活用を覚えよう②(規則動詞 -er 現在形)
Hola!(こんにちは)
今回は、動詞の活用第二弾ということで、-er動詞の現在形の活用について解説をしたいと思います。
第一弾は-ir動詞の解説をしていますので、下記の記事をご参照ください。
スペイン語をマスターするにあたり、動詞の活用は避けては通れない部分ですので、根気強く勉強していきましょう。
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■-er動詞の現在形の活用:
前回の-ir動詞でも解説しましたが、スペイン語の規則動詞に関しては、動詞が-ir, -er, -arのどの形で終わるかにより、どのように動詞が活用されるかが決まっています。
今回は、-er動詞の現在形の活用を解説します。まずは、下記の表をご覧ください。
★-er動詞の活用(規則動詞、現在形):
①1人称単数(私、男女とも):
Yo :動詞の最後は-oで終わる。
②1人称複数(私たち、女性のみの場合は、Nosotras):
Nosotros : 動詞の最後は-emosで終わる。
③2人称単数(君、男女とも):
Tú : 動詞の最後は-esで終わる。
④2人称複数(君たち、女性のみの場合はVosotras):
Vosotros : 動詞の最後は-éisで終わる。
⑤3人称単数(あなた、彼、彼女):
Usted (Él, Ella) : 動詞の最後は-eで終わる。
⑥3人称複数(あなたたち、彼ら、彼女ら):
ustedes. (Ellos, Ellas) : 動詞の最後は-enで終わる。
-ir動詞の記事でも解説しましたが、スペイン語の動詞は語尾を変化(活用)させます。
動詞の最後の-erの部分を、その動詞の主語となる語に対応して上記の表のルールに従い形を変化させます。語尾より前の部分(-erよりも前の部分)のことを「語幹」と言い、基本的に変化することはありませんので、語幹という言葉を覚える必要はありませんが、そのルールについては覚えておきましょう。
次に、-er動詞の具体的な活用方法について、日常生活でも使う機会の多い動詞である「Comer コメール(食べる)」と「Beber ベベール(飲む)」の活用形についてご紹介させていただきます。
★Comerの活用:
Yo como. ジョ コモ:
=私は食べる。
Tú comes. トゥ コメス:
=君は食べる。
Usted (Él. Ella) come. ウステ(エル、エジャ)コメ:
=あなた(彼、彼女)は食べる。
Nosotros comemos. ノソトロス コメモス:
=私たちは食べる。
Vosotros coméis. ボソトロス コメイス:
=君たちは食べる。
Ustedes (Ellos, Ellas) comen. ウステデス(エジョス、エジャス)コメン:
=あなたたち(彼ら、彼女ら)は食べる。
★Beberの活用:
Yo bebo. ジョ ベボ:
=私は飲む。
Tú bebes. トゥ ベベス:
=君は飲む。
Usted (Él, Ella)bebe. ウステ(エル、エジャ) ベベ:
=あなた(彼、彼女)は飲む。
Nosotros bebemos. ノソトロス ベベモス:
=私達は飲む。
Vosotros bebéis. ボソトロス ベベイス:
=君たちは飲む。
ustedes. (Ellos, Ellas) beben. ウステデス(エジョス、エジャス)ベベン:
=あなたたち(彼ら、彼女ら)は飲む。
上記の例を見て頂ければ、以前、スペイン語の主語(主格人称代名詞)の記事にて説明した「スペイン語では動詞の活用を見れば、主語が分かるため、主語が省略されることが多い」というのが理解頂けるかと思います。
主語について詳しく学習されたい方は、下記の記事をご確認ください。
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■注意すべき点について:
-er動詞も、-ir動詞と同様にアクセント記号が含まれた活用形があります。
2人称複数のvosotrosの活用では、アクセント記号のついたéが使われますので、発音する時や文章を書くときには注意をしましょう。
(例)Vosotros coméis.
=君たちは食べる。
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いかがでしたか?
なかなか覚えるのは苦労するかもしれませんが、とても大事な部分ですので、粘り強く勉強していきましょう。
今回も記事を最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、Hasta luego!(またね)